前回の記事の続きです。
5月16日に訪問した関西万博の、レポート後半部分です。
ミャクミャクジェラートでさっぱりリフレッシュ後
15:30〜 お土産確保
万博会場は22時まで開いていますが、お土産屋さんは21時で閉まってしまうという情報を事前に得ていた我々。
ジェラート後のバルトパビリオンを見終わった時点で15:30で、次の予約(レストラン「水空」)まで2時間半ほどあったため、この間にお土産を確保しておくことにしました。
入場したのは東側ゲートからでしたが、バルトパビリオンが西側、次に行くレストラン「水空」も西側にあるので、お土産屋さんも「西ゲートマーケットプレイス」にしました。

到着したと思ったら、とてつもない行列にいきなり心を折られかけましたw
でもしばらく見ていると、意外に人の流れは早そうです。
これがキャッシュレスオンリーの効果でしょうか。
そんなに待つこともなさそうと判断して、列の最後尾に並びました。
最初見たときは30分くらいは待ちそうと思うような行列だったのですが、10分も待たずに店内に入れました。
どうせ買うんなら、ミャクミャクさまがデザインされてるやつがいいよねー、ってことで、プリントされたクッキーを購入。
そして話題になっていたミャクミャクさきいかも2つゲット。
あとから知ったんですが、このミャクミャクさきいか、人気でなかなか買えないとのことです。
全然美味しくなさそうな見た目なんですけどねーw
そして、自分たち用にわらび餅とカステラがドッキングしたお菓子も購入しました。
名前は「わらカス」だそうですw
大屋根リングの中に戻る際に、ギネス認定証があったので撮影しておきました。

大屋根リングは世界最大の木造建築物だそうです。
16:00〜 コモンズ館・国際機関館でスタンプ集め
お土産も無事買い終わったところで、16時ちょうどくらいでした。
レストランの時間まで2時間くらいです。
パビリオンにじっくり並んでいると時間使いそうな気がしたので、この時間でコモンズ館と国際機関館を回って重ね押しスタンプを完成させてしまうことにしました。
中身の展示には一切目をくれず、ひたすらスタンプ台を目指して突進しますw
というわけで、コモンズ館A・D・F(コモンズEはスタンプなし)と、国際機関館を巡ってきました。

完成したスタンプがこちらです(ネタバレ)

ミャクミャクさまが神奈川沖でサーフィンしている光景になりました。
このミャクミャクさまの身長は10mくらいでしょうか?w
写真は公式のスタンプパスポートです。
これだと、用意されているパスポート用の枠にはめた状態でスタンプを押せるので、ずれる心配がありません。
重ね押しスタンプを楽しみたい方は、先に購入しておくことをおすすめします(会場でも買えますが、多分並びます)。
コモンズ館の内容をほぼ見れていないので、次回以降じっくり見ようと思います(暑さ対策も兼ねて)。
17:00 静けさの森の隣のアーステーブル
スタンプ完成させても、まだレストランの予約まで1時間くらいあって、「こりゃーパビリオン一つくらい並んでもよかったかな?」なんて思いながら、時間つぶしと小腹を満たすのを兼ねて「EARTH TABLE 未来食堂」へ行きました。
場所はこちらです。

ここは妻の妹さんおすすめの「米粉チュロス(780円)」が売っているところです。
お店の名前を全然見てませんでしたがw,先ほどのリンク先によると
「Earth Sweets PRESENTED BY TAKESHITA SEIKA」
というお店だそうです。
隣にはラーメン屋さんや、ニチレイの冷凍食品専門のレストランなんかもあります。
上記の紹介資料によると、チュロスの米粉は酒造りで米を磨いた際に出る削りカスを使用しているとのことで、フードロス削減にもなっています。
てゆーかあの削りカスって、通常は捨ててるってのがちょっとショックです。昔読んだ「もやしもん」には「お煎餅にしたり、大手酒造メーカーが買い取ったり」って書いてあったと思うんですが…w
いくつか種類があるうち、僕は「きなこ」を、妻は「ブルーシュガー」を購入しました。

「きなこ」の方は、昔給食で出てきた「揚げパン」そっくりの味です。懐かしさがこみあげてきますw
「ブルーシュガー」の方は、特にミャクミャクさまっぽい味というわけではなく、ごく普通の砂糖味でした。
米粉チュロスというだけあって、もちもちしていて美味しいし、割と食べごたえがあります。
一緒に売っていた「チュロドッグ(ソーセージにチュロスを巻き付けて焼いてある)」も気になったんですが、このあと夕食ということで断腸の思いでスルーしました。
ニチレイの冷凍食品専門のお店が気になるので、次回は訪問したいと思っています。
17:55 レストラン「水空」
レストラン「水空」は、サントリーとダイキンがコラボして運営しているレストランです。
「水」のサントリーと、「空気」のダイキン、だそうです。
場所はこちら。

ウォータープラザのすぐ脇で、噴水を眺めながら食事ができます。
同じ建物の1階はセブンイレブンになっています。

夫婦ともにお肉をモリモリ食うのが大好きなので、今回は「森プレート」を予約していました。
二人で11,000円は手痛い出費ですが、万博価格ということで無理やり納得させていますw
今あらためてメニューを見て気づいたんですが、最初に出てきた水は「ナチュラルミネラルウォーター サントリー天然水」としてメニューに載ってるんですねw
がぶ飲みしてくるんだったw

上段:「純あま」トマトの冷製ポタージュ
下段:左から
「愛媛産養殖真鯛と香味野菜のカルパッチョ」
「白州ベーコンとズッキーニのタルティーヌ」
「苺と生ハムの北海道産マスカルポーネ白和え」
詳しい味の説明はできないんですが、とりあえずどれもめちゃくちゃ美味しいです。
生ハムといちごの組み合わせは初めて体験しましたが、美味しいです。

左から
「国産と泉州しらす 炊き込みご飯」
「黒毛和牛ローストビーフグレイビーソース ※野菜のグリル添え」

蒜山高原ジャージーアイス マスカルポーネと山椒香る抹茶ソース
(✕にらやま ◯ひるぜん)
バニラアイスと山椒って合うんですね…いやそんなはずはw
というわけで、どれもこれもめっちゃ美味しいです。
ウォータープラザを一望できて景色も良いです。
お店の雰囲気も良いです(この辺が「空気のダイキン」なのでしょうか?)
でも残念なことが一つ。
量が少ないw
決して大食漢ではない二人ですが、物足りないのですw
18:49 アーステーブル再び
というわけで、パレードの予約(19:30)まで少し時間があるのもあって、先程気になりつつスルーした「チュロドッグ」をやっぱり食べに行こうということになりました。

味はアメリカンドッグですが、米粉チュロスの独特の食感があって、形も変わっていて楽しいです。
チュロス部分はカリカリもちもちです。
そして価格は万博プライス(900円)ですw
19:10 アオと夜の虹のパレード
次は、一番最初に予約していた「アオと夜の虹のパレード」です。
予約時刻の20分前に会場入りしたのですが、すでに座れる席は満席状態でした。
チュロドッグは余計やったなー…
という残念な気持ちを抱えながら立ち見席に移動したわけですが、運良く立ち見席の最前列に案内されたため、朝も使ったPATATTOで座ることができました。
朝の開門前の時間に引き続き、調べてくれた妻に感謝です。
始まる前から、ライトアップされた大屋根リングが美しいです。

でもよくよく目を凝らすと、ライト周辺に蚊柱が立っていたりしますw
時々大屋根リングの下をEVバスが通るんですが、それもキラキラしていて見てて楽しいです。
中央にそびえ立っているゲートみたいな構造物から、内側と周囲に放射状に水が飛び出るようになっています。
その飛び出た水をスクリーンに見立てて、プロジェクターで映像を投影する、というしかけです。
時々ゲート周囲の噴水も稼働して、スクリーンが拡張されます。
写真や動画を取るのを忘れて見入ってしまうほど、光と音の演出は凄まじいです。それだけでけっこう感動します。
襲われるシーンでは、水面から炎が上がったりします。上がった瞬間は顔に熱を感じるほど迫力があります。
ストーリーははっきり言っておまけ程度で、見終わったあともよくわかりませんでしたw
しかし、ストーリーは二の次として、最新技術を用いた演出は十分楽しめるので、おすすめイベントだと思います。
20:00 マルタパビリオン
夜のおすすめの一つはマルタパビリオンということで、パレードが終わったあとに行ってみました。
場所はこちら。

ウォータープラザの目と鼻の先です。
建物の壁が一面スクリーンになっていて、映像が次々と切り替わっていきます。



夜の闇にスクリーンが浮かび上がって、非常にきれいで見応えがあります。
隣のチェコパビリオンも、夜見るとおもむきがだいぶ違います。

20:20 いのち動的平衡館
今回、シグネチャーパビリオンで唯一予約できたのが、「いのち動的平衡館」でした。
電力館滞在中にイベントそっちのけで予約作業していたアレですw
場所はこちら。

生命の一個体が存続している間の「動的平衡」がテーマです。
「すべての命は、生まれてから死ぬまでに常に壊れ続けて、それより少しだけ少ない量作られ続ける。やがて壊れるペースが作られるペースにおいついてしまったとき、その生命は死を迎える」とか、そんな感じのテーマでした。
最終の展示は「クラスラ」

無数のワイヤーが縦に並んで草むらのようになっているところへ、光の点を無数に投影して、立体映像を作っています。
写真だけ撮ったんですが、非常にわかりにくいですw
実際には、微生物から大型哺乳類まで様々な生き物の姿を再現してくれています。
動画を撮っておくんだったとちょっと後悔。
ちなみに、夜に入場待ちすると、照明周辺にすごい量の虫が集まってくるので、虫が苦手な方は昼の時間帯がおすすめです(このパビリオンに限った話ではありませんがw)。
建物も不思議な形をしているはずだったんですが、夜だったのでよくわかりませんでしたw
事前情報によると、屋根の構造で全体の重さをささえていて、柱をなくしているとのことです。
21:00 ドローンショー
トイレ休憩後、そばのベンチからドローンショーを鑑賞していました。
確か、このへんから鑑賞していたと思います。

ちなみにここのトイレはデザイントイレの一つなんですが、ここがめちゃくちゃ混んでいたのに対して、目の前のフードコートにあるトイレはすんなり入れました。
デザイントイレは、膀胱と直腸に余裕があるときの使用をおすすめします(そんなときにトイレ行こうとは思わないのが悲しいところですが)
ドローンショーは、無数のドローンが立体的に動いてくれて、見てて楽しいです。
会場のどこからでも見れますので、一度は見ておくことをおすすめします。
21:15 夢洲駅に向かう
会場は22時まで開いていますが、21時を過ぎるとそこかしこで退場を促すアナウンスが流れます。
21時から22時までの1時間は、会場を出るのにかかる時間だと思った方が良いです。
ちなみに東ゲートくぐったらすぐ駅が見えるんですが、たどり着くまでにめっちゃ遠回りさせられます。

これ多分、直線的に向かえてしまうと、人が殺到してしまって危ないんだと思います。
多分、東ゲートをくぐってから夢洲駅まで、15分程度は歩かされたと思います。
ホテル帰ってからヘルスケアアプリで確認したら、この日の歩数が3万歩を超えてましたw

翌日朝のこと
朝顔を洗っていたら、妻の歓喜の叫びが聞こえてきました。
なんやなんや?
妹にミッフィーのぬいぐるみ売り切れてたって報告したら、見てこれー!
といって見せてくれたLINEの画面には、
そんなこともあろうかと事前に購入して、新品未開封で置いてあるから、後で送っておく
という内容で返信がありました。そして妻は狂喜乱舞しておりましたw
よくできた妹さんを持ったものです。
というわけで、翌日我が家にやってきた、万博限定オーブを抱いたミッフィーちゃんです。

編集後記
幸運なことに、我が家にSwitch2がやってきました。

現在のところ、マリオカートしかソフトがありませんが、楽しんでおります。
それではまた。